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ガン(腫瘍)

基底細胞腫

<症状と原因>
基底細胞腫とは皮膚の表皮の一番基底部にある細胞の腫瘍のことです。
悪性度が低く、他の組織に転移することは殆どありませんが、放っておくとその場所で徐々に深く浸潤していきます。従って、その治療は切除してしまうことが基本です。

<治療の方法>
腫瘍全体を周囲の正常組織とともに切除します。その結果、腫瘍ががん性の場合でも、それ以上手術を行う必要がありません。腫瘍を完全に切除することが困難な場合には、バイオプシーを行います。

消化管型リンパ腫

<症状と原因>
消化管型 リンパ腫 では腸管全体にわたる消化器官のガンです。発症の平均年齢は8歳前後です。下痢や嘔吐が続き、食欲が減退し、痩せ細り、一日寝てだるそうにしています。下痢や嘔吐などの消火器症状を示し、ネコは寝ている時間が増えて何となくダルそうに見えます。

<治療の方法>
化学療法よりも症状を抑える対処療法が主になります。治療が難しく、実際に化学療法を行った場合には食欲不振・下痢・ 嘔吐・消化管出血などが大きな問題となることが多いです。

現在のところは、犬の 消化管型リンパ腫 に対する化学療法についてはきわめて悲観的な状況にあります。治療法によっては副作用を伴う場合があるので獣医さんとよく話しあって治療を受ける事が望ましいです。

扁平上皮癌

<症状と原因>
扁平上皮癌は、中高年の猫に見られる病気で、皮膚や粘膜を生成する扁平上皮細胞の腫瘍です。そのため、発生箇所は全身の皮膚だけではなく、目、耳、口、鼻などの粘膜にも発します。猫の場合には後者のように、顔に発生するケースが多いようです。

扁平上皮癌にかかると、まず、発生箇所の皮膚が荒れたり、小さなしこりができたりします。更に症状が進行すると、潰瘍が大きくなり、膿が出たり、悪臭がしたりします。場合によっては、発生した部位の機能に問題を起こす恐れもあります。

原因は紫外線が最も多く、次いで各部位の炎症から発症するケースです。この他、エイズなどの免疫力が低下している病気を患っている時も扁平上皮癌を発症する原因になります。

<治療の方法>

治療は、切除可能な部位であれば、癌組織を取り除く外科手術を行います。予後に放射線治療を行う事もあります。ただ、部位によっては切除不可能なケースもあり、この場合は放射線治療と抗生物質などの内科的治療を行なっていきます。

すべての病気に言える事ですが、早期発見・早期治療が最も大切な事です。初期症状が肌の荒れや炎症などであるため、飼い主が一時的な皮膚疾患と思い込んで、大事にとらえない傾向がありますが、毎日ちゃんとチェックして、少しでも問題があれば、すぐに獣医師の診察を受けましょう。

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