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ゴールデンレトリーバーの飼い方・育て方

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

ゴールデンレトリーバーは近年常に大型犬人気No.1を誇る人気犬種です。その優しく穏やかな性格とその愛くるしさ、また、多才犬と呼ばれるほどの賢さと能力の高さから、大型犬にもかかわらず、家庭犬として多くの支持を受けています。ここではそんなゴールデンレトリーバーの基本的な知識についてたっぷりご紹介したいと思います。ゴールデンレトリーバーを飼っている方にも、これから飼う方にもお楽しみ頂けましたら幸いです。

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ゴールデンレトリーバーの盲導犬、救助犬、探知犬

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ゴールデンレトリーバーはもともと猟師が打ち落とした鳥などを陸上のどんな悪い条件の場所からでも、また、水中からでも傷つけぬように獲物をくわえて取ってくる狩猟犬でした。責任感や忠実さを持ち、賢くて訓練しやすく、このように飼い主の指示にきちんと従える学習意欲が旺盛で、起床が穏やかで闘争能力が低いため、現在では家庭犬としてのみならず、使役犬としても多方面で活躍しています。

目の見えない人の目の代わりとなって働く盲導犬や、肢体不自由な人々の生活を助ける介助犬と言えば、多くの人がこのゴールデンレトリーバーを想像する事でしょう。

他にも狩猟犬の気質を活かした、山で遭難した人々を捜索し救助する山岳救助犬、海で溺れた人々を救助する海難救助犬、地震等によって生き埋めになってしまった人々を救助する災害救助犬も主にこのゴールデンレトリーバーです。

また優しい面や勇敢な面だけでな、賢さや嗅覚においても優れているゴールデンレトリーバーは、麻薬を探し出す麻薬探知犬、爆発物を探し出す爆発物処理犬といった分野でも活躍しているのです。素質、性格、能力共にゴールデンレトリーバーは全犬種の中でも屈指の優れた犬種と言えるでしょう。

ただし、人懐っこいため、番犬には向かないという 大型犬においては致命的な欠点もありますが、それはご愛嬌ということで。

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ゴールデンレトリバーの妊娠・出産

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ゴールデンレトリーバーの子供を望むのなら、まずメス犬の性周期のメカニズムを理解しなければなりません。メスが発情するのは年に1、2回で、特定の繁殖季節はありません。生後8~12ヶ月で初めての生理を迎えた後は、薬6~8ヶ月周期で発情を繰り返していきます。

生理は発情前期に始まります。この時点ではまだメスは交尾を受け付けません。出血から約10日後に排卵があり、その後1週間が受精する可能性が高い交配期間です。ゴールデンレトリーバーの初めての交尾は、愛犬が身体的にも、精神的にも成長する1歳半(3回目)の発情まで待ちましょう。

メスの発情の周期は以下の通りです。

発情前期(7~10日間)

 ホルモンの分泌が活発になり、外陰部の肥大、充血が見られ、生理が始まります。また、食欲が増す、動作に落ち着きがない、排尿の回数が増えるなどの特徴が見られます。

発情期(4~12日間)

出血開始からおよそ10日後、生理の終わりかけに黄色い粘液状のおりおのが増えて、排卵します。以後、約1週間受精可能となります。最も受胎しやすいのは排卵の2、3日後です。この時、交配、及び受精していた場合の妊娠期間は約63日間です。

発情休止期(50~80日間)

交尾を受け付けなくなってから2ヶ月前後に卵巣に黄体が現れる。妊娠していなかった場合、偽妊娠を起こすことがある。

無発情期(90~240日間)

発情休止期から発情前期までの期間のことで、卵巣に黄体等は見られません。



一方オスはというと生後11ヶ月頃に性的に成熟しますので、それ以降いつでも交尾可能になります。所属している畜権協会、や愛犬雑誌、インターネットなどでゴールデンレトリーバーのブリーダーを探すかペットショップや動物病院等でパートナーを探し、交配をします。

一方オスはというと交配後、妊娠の兆候が現れるのは約1ヶ月後、確認出来るのは出産の約2週間前とかなり間際になるまでわかりません。ただし超音波検査ならば交配後4週間過ぎれば確認することができます。偽妊娠が心配でしたら検査しに行って下さい。主な妊娠の兆候とは交配約1ヶ月後に、乳房全体が膨らんできたり、食事の量や好みが変わったり、落ち着きがなくなったりです。

一方オスはというともしゴールデンレトリバーの妊娠が成功していた場合、普段より注意深くケアしてあげましょう。散歩は運動不足にならないように、出産前の8週目くらいまで行ないます。ただし、ジャンプしたり、走るなどの激しい運動は控えます。また、オスに近づけさせることもさせないようにしましょう。シャンプーは一番安定している5週目辺りに1度だけ行ないます。食事は6週目あたりから妊娠犬用メニューに切り替えます。7週目に入ったら、普段の量の3割増を与えましょう。

出産の際、産室の温度は20℃を下回らないようにします。特に冬の時期は注意しましょう。母犬の体温が37度くらいまで下がり、呼吸が荒くなり、力むような動作が見られたら、強い陣痛と共に第1子を産み落とします。そして1、2時間後に第2子、その後は30分~1時間間隔で生まれてきます。胎児が途中で引っかかって出てこないときはガーゼを手に巻いてそっとくるむようにつかみ、軽く回すような感じで引っ張り出します。

ゴールデンレトリバーに陣痛があるのになかなか生まれてこない、2時間経っても第1子が生まれない、ぐったりとして痙攣を起こしている等という異常分娩の時は直ちに獣医に連絡し、その指示に従いましょう。

また、ゴールデンレトリバーに出産の兆候があるのに65日経っても出産しない場合は獣医に診てもらいましょう。帝王切開による出産になる場合もあります。

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ゴールデンレトリバーの去勢・避妊

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去勢・避妊手術はたんに妊娠防止になるだけではなく、 ゴールデンレトリバーにとっても病気の予防や、行動面の抑制、精神面の安定といった利点があります。もし飼い主の皆さんが繁殖を望まない場合は、オスには去勢手術、メスには避妊手術を受けさせることをお勧め致します。ゴールデンレトリーバーに手術を受けるさせられるのは1回目の発情前の6~7ヶ月くらいからです。大型犬ですので、体が大きくなる前に手術を済ませてしまう方が良いでしょう。

虚勢・避妊の利点 オスの場合

・性格が穏やかになり、しつけがしやすくなる
・マーキングを抑えられる
・前立腺の疾患の予防になる
・精巣や肛門周辺の腫瘍の予防になる
・会陰ヘルニアなどの予防になる

虚勢・避妊の利点 メスの場合

・生理の世話や発情時のわずらわしさがなくなる
・望まない妊娠を避けることができる
・子宮蓄膿症の予防になる
・子宮、卵巣、乳腺の腫瘍の予防になる
・鼠径ヘルニアなどの予防になる

上記の効果以外にメス、オスのゴールデンレトリバー共に発情期のストレスをなくすことが出来ます。

虚勢・避妊の欠点

・手術を済ませてしまうと、後から繁殖をさせたくなっても不可能になってしまう。
・皮膚病になりやすくなる傾向がある。
・肥満になりやすくなる傾向がある。

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ゴールデンレトリバーのかかりやすい病気

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ゴールデンレトリーバーは、身体的にも精神的にもとてもたくましい犬ですが純血種であるが故に、遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種なのです。遺伝性疾患というのは、その犬種の形質を強化する交配を繰り返していく毎に、とある遺伝子に不良が生じてしまい、発病しやすくなってしまう疾患のことです。遺伝性疾患の中で最も症状が出る部分は、関節、目、腸等で、特に股関節に形成異常のある場合が多いです。

その他にも耳が垂れてるが為に、耳の病気にもかかりやすく、長毛種であるが為に皮膚病にもかかりやすいのです。ゴールデンレトリーバーは遺伝的に肥満にもなりやすい犬種です。肥満は関節や内臓に悪影響を与える根源となります飼い主の皆さんは十分に注意してあげましょう。

ゴールデンレトリーバーがかかりやすい病気

・股関節形成不全症
・白内障
・進行性網膜萎縮症
・皮膚炎(アトピー性皮膚炎や、ノミ、ダニ、カビが原因の物も含む)
・外耳炎、内耳炎
・骨軟骨症
・大腸過敏症候群
・肥満

また、ゴールデンレトリバーに万一の事があってから病院を探すのは望ましくありません。あらかじめ近くの口コミで評判のいい病院とホームドクターを探して愛犬の健康診断を兼ねて直接自分の目で確かめると良いでしょう。

良い病院の条件

・ 清潔であること
・ 丁寧な診察をしてもらえること
・ 症状と治療の方法を詳しく話してくれること
・ こちらの納得を得てから治療に取り掛かってくれること
・ 治療費等を事前に教えてくれること

また良い病院の中でも、良い医師に診てもらうことが理想ですので、ネットで調べたり、ご近所でゴールデンレトリバーを買っている方に聞いてみたりして愛犬に最良の環境を作ってあげましょう。

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ゴールデンレトリバーの狂犬病・伝染病予防接種

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ゴールデンレトリーバーが生後90日を過ぎたら必ず30日以内に狂犬病予防注射を受け、その「注射済証明書」を持って保健所や役所で生涯に一回の畜犬登録を済ませましょう。登録料は3,000円(東京都)です。登録が済むと、その証明として鑑札と注射済票が交付されます。鑑札はゴールデンレトリーバーの首輪につけておきましょう。

畜犬登録を済ませると、毎年4月に1回、狂犬病予防接種の案内が届きますので、出来る限り毎年ここで済ませてしまいましょう。もし万が一行くことが出来なかったとしても、動物病院でいつでも受けることが出来ますので必ず受けて下さい。接種後に貰える注射済証明書を保健所などに持って行き、注射済証明書の交付を受けましょう。注射の費用は地域や病院で異なり、別途、交付手数料もかかります。

また、狂犬病以外の伝染病の予防接種は義務ではありませんが、大切な愛犬の為にも済ませておきましょう。

ゴールデンレトリバーの伝染病予防接種で防げる病気

・ ジステンバー
・ 犬伝染性肝炎
・ 犬パルボウイルス感染症
・ レプトスピラ症
・ ケンネルコーフ
・ 狂犬病
・ フィラリア症

病気により、摂取するワクチンの種類や期間、回数等が違いますので、動物病院で確認しましょう。

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ゴールデンレトリバーのシャンプー・肛門腺絞り

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シャンプーは汚れを落とす事は勿論、皮膚病の予防や、ノミ、ダニ等の寄生虫の駆除にも効果的です。ゴールデンレトリーバーは水遊びが大好きですから他の犬種に比べてシャンプーへの抵抗は格段に少なく、すぐに慣れて、気持ち良さそうに従ってくれます。

シャンプーは月に1、2回を目安に行ない、それ以上は控えましょう。清潔を保ってあげるのは大切ですが、あまり洗いすぎるとゴールデンレトリバーの皮脂まで洗い流し、毛のツヤもなくなってしまいます。もし回数的な問題でシャンプーをしてあげたくても出来ない状況になった時は濡れタオルで汚れを拭き取ってあげて下さい。

歯ブラシを使う際には、子供用の、シャンプーをする時は事前にブラッシングを行い、毛のもつれを取り除いておきましょう。タオル、ドライヤー等はシャンプーを始める前に予め用意して下さい。シャンプーとリンスは犬専用の物を用意します。夏場は薬用やノミ取り用の物を使っても良いでしょう。肛門絞り(最下部で紹介)が出来るのであれば身体を洗う前に行ないます。

お湯は35度前後にします。足元から腰、背中、首と後ろ側から前に向かってゆっくりかけて下洗いをします。耳は上から押さえて耳の中にお湯が入らないように注意します。また顔は手の平ですくうかスポンジなどを使ってお湯をかけてあげると良いでしょう。お湯で薄めたシャンプー剤を手に取り、ゴールデンレトリバーの身体にかけて、十分に泡立たせます。指の腹を使って優しく洗ってください。耳(内側含む、ただし見える範囲で十分)や頭は両手に泡を付けて優しく揉むように洗いましょう。尻尾やお尻の周り、指の間の汚れもきれいに洗ってあげて下さい。

すすぎは丁寧に行います。シャンプーが残っているとかえって皮膚炎の原因になるので、十分に洗い流します。耳の奥にお湯が行かないように、耳の内側も忘れずに洗いましょう。お湯で薄めたリンスを手の平に取り、体全体に伸ばして行きます。終わったらまたすすぎ洗いを行ないます。

ゴールデンレトリバーに身震いをさせ、大きめのバスタオルで全身を包み、水分をよく拭き取ります。次にドライヤーで手早く体を乾かして行きます。毛の向きと逆側からドライヤーを当てて行きます。(毛が皮膚と直角になるようにすると乾きやすい)半乾きになったらブラシを使って毛がもつれないようにしながら乾かして行きます。最後にコームをかけてあげれば終了です。

肛門腺絞りについて

肛門腺が詰まるとゴールデンレトリバーは痒みをごまかす為に頻繁にお尻を舐めたり、床に擦り付けたりします。このサインが出たら肛門腺絞りをしてあげましょう。(勿論サインが出る前に行ってもまったく問題ありません)

やり方は肛門を文字盤時計の中心として、すぐ傍の4時と8時の場所を人差し指と親指で押し上げるようにすると悪臭の強い茶色い液が出てきます。大変な作業ですが、この肛門腺絞りをしないでいると炎症を起こしてしまうので定期的に行ってあげて下さい。うまく出来ない場合はトリミングショップに連れて行き、一緒にやりながら学ぶとよいでしょう。

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ゴールデンレトリバーの歯磨き

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歯磨きを怠る事は歯垢や口臭の原因となり、やがては歯周病や虫歯、歯槽膿漏を引き起こします。そうならない為にも週に1度以上は歯を磨き、歯垢が溜まる前にきれいにしてあげましょう。(勿論、毎日、毎食後に行なってもまったく問題ありません)ゴールデンレトリーバーの歯磨きは生後2ヶ月過ぎた頃から始めます。

始めに唇をめくり、歯を調べます。ゴールデンレトリバーが唇や歯を触られれたり、見られたりすることに抵抗がなくなってから 歯磨きを始めるようにしましょう。指先にガーゼを巻いた指ブラシか、 指歯ブラシで行なう場合、前歯の外側をマッサージするように優しくこすってあげてください。(ゴールデンレトリバーの場合、歯磨き粉は必要ありません)徐々に慣れてきたら、奥歯、内側の歯とステップアップしていきましょう。

歯ブラシを使う際には、子供用の、ヘッドが小さく、ブラシが柔らかいものを使います。歯と歯ぐきの間に置き、円を描くように優しく磨いてください。歯磨きはできるだけすばやく済ませるのがポイントです。歯石は頬側の歯に付きやすく、初期のものであれば爪先で擦り取ることも出来ますが、頑固な歯石が付いてしまった場合にはスケラーを使って取り除きます。慣れていないとゴールデンレトリーバーの歯茎を傷つけてしまいますので、心配なら獣医さんに任せましょう。

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ゴールデンレトリバーの耳掃除

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大きな耳はゴールデンレトリーバーの魅力の一つですが、垂れている為、耳の穴がすっぽり覆われているために、湿気がこもりやすく、耳が立っている犬種に比べて耳の問題を起こしやすいのです。その為、毎日耳のチェックを行い、最低でも2週間に1度は入念な手入れをしてあげましょう。

耳掃除のチェックポイント

・耳あかが溜まっていないか
・悪臭はしないか
・炎症を起こしてないか
・黒い部分はないか

ゴールデンレトリバーの耳掃除の方法は鉗子に柔らかいコットンを巻き付けて、耳掃除用のローションやベビーオイルを少量含ませて耳の内側を優しく拭いてあげます。またこの際、耳の奥のほうまで拭いたり、強く擦ったりしますと、炎症を起こす恐れがありますのでやりすぎには注意してください。

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ゴールデンレトリバーの目ヤニ取り

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目はゴールデンレトリーバーの健康のバロメーターです。常に清潔な状態を保ちましょう。まず目ヤニ取りです。水に浸したガーゼか脱脂綿で、目の周囲を拭き、目ヤニを取り除きます。洗浄液を指す時は目の外側の端から垂らします。専用の容器でなければ、スポイトでも構いません。

万が一、ゴミや異物が入っていたら、水性の目薬を差して異物を目尻に寄せ、綿棒やガーゼの先を細くした物でそっと取り除きます。もしもゴールデンレトリバーの目ヤニの色や、目に異常を感じたら、直ちに獣医師に診てもらいましょう。

目の周りの汚れが酷い時には、2%くらいに薄めたほう酸水をガーゼや脱脂綿に浸して拭いてあげます。また、散歩から帰った際には必ずゴールデンレトリバーの目の中にゴミや異物が入っていないか確認してあげましょう。

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