猫のアナフィラキシー

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猫のアナフィラキシーの症状と原因

症状原因

アナフィラキシーアナフィラキシーショック)とは、アレルギー反応を過剰に起こしてしまう状態を指します。動物は自分の体にないものである「抗原(異物)」が体外から侵入してくると体の中で、それを打ち消すための抗体を作って対処します。しかしその後、もう一度同じ抗原が体内に入り込んだ際に、ショック状態・呼吸困難・よだれ嘔吐・失禁・脱・低血圧・体の痛み、かゆみなどを引き起こし、最悪の場合は死に至ります。ハチに刺された際の毒のように、最初の一度目よりも二度目以降の方がより強い症状が出ます。そばアレルギーのように、食物が原因になることが最も多く、それにワクチンや薬物が続きます。

猫のアナフィラキシーの治療方法・対策

治療方法

急性のアナフィラキシーショックは命に関わるため、直ちに処置に移らなければなりません。点滴や注射によりヒスタミンを抑えるための輸液や薬を与えます。その後は抗原を徹底して遠ざけるようにしましょう。抗体は一度目の侵入時に作られるため、症状が酷くなるのは二度目以降です。事前に調べられるものは調べ、ワクチンなどは混合摂取のものが多くありますが、大事をとって一種類ずつ行うのもいいでしょう。これにより、どのワクチンに抗原が含まれているかを判断することができます。

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猫の病気辞典目次(病名別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。