犬の副鼻腔炎

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犬の副鼻腔炎の症状と原因

症状原因

鼻炎を放っておくと炎症が奥の副鼻腔にまで広がって、ひどい時には蓄膿症になってしまいます。症状が軽いときははっきりとした症状はありませんが進行して慢性化すると、ネバネバした鼻汁が出続けてくしゃみや苦しい呼吸音が聞こえて、口を開け続けて呼吸します。鼻の上が腫れていたり、触ると柔らかく膨らんでいたり、堅くもり上がることもあり痛みがあり、水っぱい鼻汁や血液が混じった・膿のような・ドロドロした鼻汁などが起こります。鼻が詰まっているので、涙が出たり、目やにが出たりします。

副鼻腔は、鼻腔の奥に続く、空洞になっており、内側は粘膜で保護されています。鼻炎が奥まで広がって伸びますとその深部の副鼻腔まで炎症が起きます。それが悪化すると、蓄膿症になります。また上あごの歯がぐらぐら揺れて、根元・歯肉が化膿や炎症してしまうと炎症が起きて副鼻腔に及ぶケースも度々あります。

犬の副鼻腔炎の治療方法・対策

治療方法

内科的治療によって改善を図りますが、鼻腔に直接的な治療としてネブライザー(吸入器)などを併用する場合もあります。また、膿や炎症によって患部に溜まったものを直接、チューブなどを挿入して洗浄したり洗い流す方法で回復に進むようにします。

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犬の病気辞典目次(部位別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。