犬の精上皮腫

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

●去勢により予防の可能性が高くなります。愛犬の事をよく考えて決めましょう●

犬の精上皮腫の症状と原因

精上皮腫は精巣腫瘍の種類の1つで、精巣の中の精子を作る精母細胞に腫瘍ができることにより、陰嚢部や足の付け根、乳腺やお腹周りが腫れたり、胴体部に脱毛や皮膚炎が見られることもあります。他にも食欲不振、元気がなくなるといった症状があり、ときには痛みを伴うこともあります。精巣腫瘍の中にはリンパ節や周囲臓器に転移するケースもあります。ある程度大きくなってからでないと症状が現れません。10歳前後の犬に多く発生し、転移する確立は10%以下です。原因は判明しておりませんが、本来、陰嚢にあるはずの精巣が、腹部や足の付け根に留まってしまっている「停留精巣」の犬に多く見られるガンです。

犬の精上皮腫の治療の方法

精巣を摘出する去勢手術を行う事が、精上皮腫は勿論、他の精巣腫瘍の治療法です。また、あらかじめ去勢手術をしていれば、予防する事が出来ます。

犬の腫瘍(がん) 特集
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犬の年齢表
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大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。