尿路結石症(腎結石)

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

●主に外科手術で取り除かれます。全身麻酔についてもよく確認しておきましょう●

症状と原因

尿道結石とは、腎臓や膀胱でつくられた結石が、尿道の途中にとどまってし まう病気です。腎臓、尿管、膀胱、尿道などの尿路に結石ができる病気を総称して尿路 結石と呼びます。時間が経過しますと膀胱結石・尿道結石の場合では排尿時に痛みがおこります。尿中に含まれる何らかの成分が結晶化しその結晶が雪だるまのように集まり、固まって膀胱の中にできる大小さまざまな「石を言います。そのような結晶や結石が尿道内で詰まると尿が体外に排出されず、場合によっては腎臓に逆流して命にかかわることもあります。

結石が形成される理由として、大腸菌などの腸内細菌の感染によって膀胱の粘膜に炎症が起きやすくて、細菌性膀胱炎などの尿路感染症が考えられています。またストロバイト結石の形成には細菌の関係もあります。他にはマグネシウム・カルシウム・リン酸などを過剰に含む食事の摂取・水分摂取量の減少、内分泌疾患、体内環境の代謝の変化が考えられます。犬に慢性の中程度の脱水がある場合に形成されます。大きな結石は、尿道内・雄犬では陰茎骨の背部で塞栓します。激しく辛い痛みの原因となり、尿の流れを完全に遮断します。メス犬に尿道結石が起こることは少なく、オス犬がほとんどです。

治療の方法

腎不全になった場合は腎不全に対する処置を行いますが、尿路にできた結石を手術で取り除く方法が、根治療法となります。尿道結石の場合は、細い管で膀胱の方に結石を押し出してから膀胱を開いて取り出します。予防のためには、ミネラル分の摂取量を制限し、水分をたっぷりとるようにしましょう。

詳しい原因が、はっきりしないので予防は難しいようです。ただ、尿路結石で最も多い成分のシュウ酸カルシウムに関していえば、食物中のシュウ酸が体内に 吸収されて、尿になる時にカルシウムと結合して結石になるため、予防にはシュウ酸の多く含まれた食物控えるか、腸で吸収されて血液中に入る前に、 腸内でカルシウムと結合させる。 飼い主さんが出きる予防対策は、排尿を我慢しないようさせる・下腹部を冷やさないようにする・下腹部を締め付ける服を着させないようにしない・外陰部を清潔に保つようにしてあげてください。

食事の管理が重要で、水を多く飲ませるようにする環境を作ってあげる。犬の食事をドライフードから水分を含むものに変える事です。結石を融解させることはできませんが、コントロールすることはできます。尿を酸性にするタンパク質やカルシウム、ナトリウムを制限した食事を与えてください。そして、ビタミンDとビタミンCの過剰摂取を避けることです。

仮に手術するケースでしたら、経尿道的内視鏡による摘出術で小さい結石はそのままで大きい結石はくだいて摘出します。また開腹手術もあります。

犬の腎臓病特集
特集目次
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犬の年齢表
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小型犬
(歳)
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大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。