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犬種別でのトリミングの方法

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

犬のトリミングは部分的な処理だけで問題ないものから、カットして形を整えなければいけないものまで様々です。専門ショップでやってもらうのも良いですが、どの家庭でも出来る人気犬種の簡単なトリミングもあります。愛犬ちゃんとスキンシップをはかりながらご自宅でのトリミングも愛情が深まりますね。ここではトリミングの基本から上級編までご紹介していますので是非参考になさって下さい。

犬種別でのトリミングの方法
特集目次
ペットと飼い主の暮らしを楽しく快適にするための役立つ便利な情報満載


犬のトリミング用品

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●画像は犬用バリカン。愛犬を傷つける心配も少なく、安心です●

ここでは各ご家庭で出来るトリミング用品を紹介します。自分のペットに合ったものを選んで使用しましょう。

スリッカーブラシ(ソフトタイプ)

ブラシ頭部に曲がった細い針金がついていて、抜け毛やもつれ毛を取り除くことができますが、誤って皮膚を傷つけてしまうこともあるので、力を入れ過ぎないよう軽くとかします。ロングコート(長毛)犬のブラッシングに向いています。初めてスリッカーブラシを使う方はまず、ソフトタイプを買うと良いでしょう。ブローイングの際に使うと毛がふかふかになります。

スリッカーブラシ(ハードタイプ)

ブラシ頭部に曲がった細い針金がついていて、抜け毛やもつれ毛を取り除くことができますが、誤って皮膚を傷つけてしまうこともあるので、力を入れ過ぎないよう軽くとかします。ショートコート(短毛)犬のブラッシングに向いています。出来てしまった毛玉を解くにはコチラ。しかし、扱いに技術が必要となります。

ピンブラシ

ブラシが太く、先端も丸みを帯びているため、被毛や皮膚を傷つける心配はありません。ショートコート(短毛)犬のブラッシングやロングコート(長毛)犬のブラッシングに適しています。

獣毛ブラシ

毛づやを綺麗になるだけではなく、地肌のマッサージ効果もあります。生後数ヶ月の幼少期やスムースコート(超短毛)犬のブラッシング、ショートコート(短毛)犬のブラッシング、ロングコート(長毛)犬のブラッシングにと幅広く使えます。

ラバーブラシ

ブラシ部分がゴムでできてて、抜け毛を取り除きます。地肌のマッサージ効果もあります。スムースコート(超短毛)犬のブラッシング、ショートコート(短毛)犬のブラッシングに有効。

スクラッチャーブラシ

ダブルコート(上毛と下毛)になっている犬種や換毛期など、毛の量が多い時にオススメ。

ボブハサミ

使い勝手の良い小型のハサミ。部分的なトリミングは勿論、全体的なカットにも欠かせない一品。どうしても毛玉が取れない時はこれでカットします。

スキバサミ

使用頻度の高い小型のハサミ。スキバサミなので、通常のハサミと比べて危険も少ない。こちらも部分的なトリミングは勿論、全体的なカットにも欠かせない一品。

犬用バリカン

犬種を問わず、全体的なトリミングでも、部分的なトリミングでも大活躍する犬用のバリカン。犬が突然動いてもハサミと違い大怪我に繋がる心配が少ないです。

コーム

抜け毛や死に毛をすくい取るだけではなく、毛並みも綺麗に整えることができる。毛玉がないか、ちゃんとほどけているかのチェックも出来る。こちらも犬種を問わずに使うことが出来る。

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ウェルシュ・コーギーのトリミング方法

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●その愛らしい体系が故に、足周りやお腹は汚れがち。適度な長さに切りそろえましょう●

ウェルシュ・コーギーは部分的なトリミングは必要ですが、基本的には毎日のブラッシングとコーミングで大丈夫です。足先の毛は伸びると汚れやすく、見た目も良くないので、定期的にカットするようにしましょう。片手で足の根元辺りを軽く押さえて長く伸びた毛をカットします。足の裏は発汗部位でもあるため、伸びだしてきたらカットしてあげましょう。足を持ち、後ろ側に持って行き足の裏が見えるようにしたら指と指の間や、肉球の間から長く伸びた毛を処理します。

毛は真っ直ぐで硬めなので、毛玉の心配はありません。まずピンブラシで首をとかし、耳の後ろも毛の流れに沿ってとかします。胸はとお腹はピンブラシで下から上にふわっと立ち上げるようにとかし、背中は毛の流れにそって優しくとかします。

おしりはピンブラシが肛門に当たらないように気をつけながら行いましょう。仕上げにコームで全身の毛並みを整え、抜け毛を取り除いたら終了です。

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ゴールデンレトリバーのトリミング方法

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●美しい長毛の為にも丁寧にお手入れします●

ゴールデンレトリバーもラブラドールレトリバーと同じように基本的に毎日のブラッシングとコーミングをするだけで充分ですが、ゴールデンレトリバーの毛は抜けても体から離れずに他の毛と絡まり毛玉になります。ゴミなどがついていると、なおの事毛が絡まりやすくなります。毛玉が酷くなると動く際に毛がもつれて皮膚に痛みが走ったり、衛生面においても良くない状況なので皮膚病の原因にもなりかねません。

ボブハサミで足先や足の裏の毛を切りましょう。ブラッシングをしないでいると、夏場は汗や老廃物により蒸れて不衛生に、冬場は保温効果を低下させてしまいます。そうならない為にも、日頃からしっかりとケアしてあげましょう。毛玉になりやすい要注意ポイントは、口の周り、のど、あご、わきの下、股やおしり、胸、耳の後ろなどです。随分多く感じますが、ゴールデンレトリバーは毛がとても柔らかいため、動く際に擦れる箇所、ウェーブがある箇所などがもつれやすいのです。

万が一毛玉がもつれが出来てしまったら、コームなどで無理に引っ張らずに、指でほぐしてからコームなどでといてあげてください。ブラシは口の周りや頭部、足などの毛が短い部分は獣毛ブラシで、それ以外の部分はスリッカーブラシを使うと良いでしょう。

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ラブラドールレトリバーのトリミング方法

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●眉毛や髭は飼い主さまのお好みで切りそろえましょう●

短毛種で比較的抜け毛が少ないラブラドールレトリバーは基本的に毎日ブラッシングとコーミングをするだけで充分です。散歩後などに毛や足の様子をチェックしながらブラッシングを行います。足先の毛や足の裏の毛が伸びていたらボブハサミで切りそろえます。

通常は粗目のブラシ、換毛期にはスリッカーブラシを使い、アンダーコートをよくすき取ってあげてください。終わったらコームも忘れずに行ないましょう。その際、過度に力を入れて傷つけてしまわないように気をつけましょう。死毛が残らないように抜けた毛はしっかり取り除いきます。

特にシャンプー前にはコームを使い、しっかりとコーミングを行います。頭、首、胸、足などは勿論、耳やおしりやしっぽも丁寧にコーミングを行ってくださいね。

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ミニチュアダックスフントのトリミング方法

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●ワイヤーにはプラッキングという作業が必要になります。得意としてるトリミングショップに頼むのがベターです●

スムースヘアー、ワイヤーヘアー、ロングへアーと3タイプの毛質を持つミニチュアダックスフント。難しいトリミングはありませんが、 ロングヘアーのダックスフントであれば部分的なトリミングが必要となります。

まず足の裏ですが、犬の側面から片足を持ち上げ、前か後ろに持って行き、犬用のバリカンで指と指の間や、肉球の間から長く伸びた毛をカットしていきます。足先は爪が見えないくらいの長さにボブハサミを使って処理します。 肛門の周りの毛は伸びてくると、排泄物がつきやすくなってしまいますし、衛生上とてもよくありません。

また、シャンプーの際に手間もかかってしまいます。肛門周りの毛は犬用バリカンかボブハサミをつかって短くカットしましょう。犬用のバリカンならば尻尾を持ち上げて、肛門を中心に全方位へバリカンをかけます。ボブハサミなら傷つけないように皮膚と平行に処理していきましょう。ハサミを使い、好みで眉毛や髭を切りそろえるのも良いでしょう。

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チワワのトリミング方法

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●中でもスムースは随一の簡単さを誇ります●

チワワは基本的にトリミングをあまり必要としない犬種ですが、ロングコートであれば定期的に各部分のトリミングを行う必要があります。

まず、足の裏の毛のカットです。犬の側面に立って上から足を持ち上げ、 犬用のバリカンを使い、足の裏の指と指の間や肉球からはみ出している毛をカットし、足は関節に気をつけながらコームで毛を立たせながら毛先を整えます。足先の伸びたスキバサミでは全体的に丸くなるよう処理します。

次は肛門周りです。肛門にかかる毛を犬用のバリカンかハサミでカットします。くれぐれも皮膚と平行になるように行い、犬を傷つけないように気をつけましょう。チワワの髭は口と顎に生えています。また、眉毛も一緒に1本1本根元とギリギリのところをカットしていきます。刃先が目に向かないように注意してください。

チワワのハサミは短いボブハサミがオススメです。

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シー・ズーのトリミング

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●手がかかる程可愛いものですよね。毎日かかさずにお手入れしましょう●

シー・ズーはダブルコートという、オーバーコートとアンダーコートから成り立つ毛を持っています フル・コートが定番ですが、最近はサマーカットが人気のようです。フル・コートは生後1年半から2年間、綺麗に手入れをしていかなければならないため、 かなり大変なイメージがありますが、実際には手入れにかかる手間はそれほど多くはなく、 ブラッシングとコーミングを行うのが主です。慣れてくれば一日に20分程度で済みます。 しかし、毎日手入れをしないと毛がもつれてしまうので気をつけましょう。

毛玉が出来てしまっても無理にとかそうとはせずに 丁寧に揉みほぐすようにして毛玉を切れば毛を切らずに済みますが、技術が必要となりますので、飼い主の皆さんは毛玉が出来ないように 毎日ブラッシングとコーミングをして生え揃うのを待ちましょう。

続いて目の周りに移ります。涙焼け目やにの防止のためにも短くカットしましょう。カットする長さの目安は、コームで頭の毛を手前に下ろしてみて、目にかかる部分です。側面から抱え込むようにしてあごの下を手をしっかりつかんで顔を固定したら、スキバサミで刃先が目に向かないように気をつけて目の周りのカットを行います。

サマーカットのトリミング

まず犬用のバリカンを使って足の裏を余分な毛をカットしていきます。お腹の毛を処理していく際には犬用のバリカンで乳首の場所を確認ながら傷つけないように行います。顎から胸をカットする際には片手で顔全体を覆い、上を向かせて下さい。足も犬用のバリカンで関節に気をつけながら足を持ち上げて済ませます。尻尾の先をスキバサミでカットして付け根もおしりのラインが丸くなるように処理しましょう。次に犬用のバリカンを使い、毛が目にかからないように眉毛の辺りから頭に向かってカットします。耳の付け根から下あごに向かってスキバサミでカットしたら丸みを作るように耳を含めて顔の全体のバランスを整えたらサマーカットの完成です。

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トイプードルのトリミング方法

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●様々なカットスタイルをもつトイプードル。こまめにお手入れしてあげて下さいね●

ラム・クリップ、テディベア、パピーと、様々なスタイルを持つトイプードルですが、どのスタイルにするにしても、メインのトリミングへ行く前に、まず基本的なトリミングを済ませましょう。まず足の裏からです。見逃しがちですが、指の間や肉球周辺など、足の裏も毛が伸びていきますので、こまめにカットしてあげましょう。犬が勝手に動いたりすると危険なので、ここではハサミではなく犬用のバリカンを使います。

犬に辛い体制をとらせないように、脚は必ず前か後ろに持ち上げ、足先を持ち、指と指の間を広げて、肉球の位置よりも長く伸びている毛をカットします。次に肛門周りです。排泄を行うことも考えて、短くカットします。ここでも誤って皮膚を傷つけないためにも犬用のバリカンを使います。尻尾を持ち上げ、肛門を中心として、尻尾以外の全方位にバリカンを動かしてカットします。

続いて目の周りに移ります。涙焼け目やにの防止のためにも短くカットしましょう。カットする長さの目安は、コームで頭の毛を手前に下ろしてみて、目にかかる部分です。側面から抱え込むようにしてあごの下を手をしっかりつかんで顔を固定したら、スキバサミで刃先が目に向かないように気をつけて目の周りのカットを行います。

耳はトイプードルのチャームポイントです。コームを使って毛の流れを整えたら正面からあごの下を支え、スキバサミを使って耳のふちからはみ出ている毛をカットしていきます。このときに耳の穴にかぶさる余分な毛も処理しましょう。

仕上げに口周りです。健康と清潔を保つためにもきちんと処理しましょう。耳の時と同じように正面からあごの下を支え、口にかかる毛をカットします。下あごの毛は片手で顔全体を覆い、上を向かせてカットします。

テディベアカットのトリミング

まず足はきれいな円柱になるように整えます。おしりはふっくらと丸みを持たせるように、背中は平らになるようにカットして下さい。胸も丸みが出来るようにカットします。口周りは正面から見ても側面から見てもシルエットが丸くなるように処理します。目の上の毛をすっきりカットして丸い目が見えるようにして下さい。耳は丸みを帯びるように顔とのバランスを見ながら短めにカットします。最後に尻尾を細くなりすぎないように丸くカットしたらテディベアカットの完成です。

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