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犬の痩せてきた・太った

犬の病気 症状別一覧
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» 犬の肝臓癌

犬のの症状と原因 肝臓癌は、その名の通り、肝臓そのものに腫瘍ができてしまう病気です。この腫瘍自体にも肝臓癌の他に、ヘパトーマ、肝リンパ腫、肝血管肉腫など、様々な種類があります。初期症状がほとんど確認できないため、症状がかなり進行してから発見されるケースが大半を占めます。肝臓癌は、主に肝臓から腫瘍が発生する原発性肝臓癌と、他の部位にできた悪性腫瘍が肝臓に転移する転移性肝臓癌に分けられます。 原発性肝臓癌は老犬に多く見られます。原因としては、遺伝、食生活、生活環境、加齢など、多くの考えがありますが、現在も詳しい原因はわかっていません。転移性肝臓癌は、多くの場合、胃や膵臓を始めとする、隣り合う臓器から転移します。初期症状は元気がなくなる程度ですが、症状が進んでいくと、お腹が大きくなる、食欲不振、嘔吐といった症状が見られます。 犬のの治療方法・対策 主な検査方法は、X線検査、超音波検査、バイオプシーです。基本的にどちらの肝臓癌に対しても、食事療法、内科両方が行なわれます。外科手術に関しては、原発性肝臓癌の場合、早期であれば手術によって完治する可能性もあります。それ以外のケースと転移性肝臓癌に関しては予後は難しいものになります。

» 犬の肥満

犬のの症状と原因 肥満とは、体脂肪が基準より過剰についた状態のことをいいます。通常適性体重の15%を超えると、治療(減量)の必要があるとされています。肥満の原因に・過食(食べ過ぎ)・高カロリー・高脂肪な食事を与えすぎ・運動不足・病気(ホルモン異常や脳腫瘍など)・去勢や避妊手術による運動量の低下・ホルモン分泌の変化・遺伝的要因(肥満になりやすい犬種)などがあげられます。 散歩している犬を見ると、お腹の部分がせり出していたり、垂れ下がって地面にふれそうになっている犬がときどきいます。また、あまりにもでっぷり肥っているので、よく見ないと犬種がわからない犬もたまに見かけます。そこまで極端でなくても、少しコロコロしすぎではないかなと思われる犬はかなり多いようですね。実際に、日本では全体の約30~40%の犬が肥満していると言えます。 肥満は、いろいろな病気の引き金になります。犬の場合では、心臓・呼吸器系・骨や関節の病気にかかりやすいです。心臓は全身に血液を送り、酸素や栄養素を組織に運んでくれる機能を働きます。体が肥満化すれば余分に働かなければなりませんから、疲労しやすい体質になります。それ以外にも酸素の摂取量も多くなり、呼吸の回数が増え呼吸器系の病気に発症しやすくなります。また肥満していて身体が重ければ、骨や関節に負担がかかります。 人間同様に犬も大人になると、成犬病の1つである糖尿病にもかかりやすくなります。他に、皮膚病・感染症・便秘・消化器系の病気も起こりやすくなります。また、肥満していると、何事においても耐久力が低下し、特に暑い時期には抵抗力も弱くなります。家庭で判断する時には、両手で犬・猫の肋骨を上から触ろうとしても肋骨が分からない・腹部が垂れ下がってたり横に張り出している・腰部が脂肪で盛り上がっているなどが上げられます。 犬のの治療方法・対策 肥満を防ぐには飼い主さんがきちんと体重管理を行なって、定期的な体重測定が必要になります。少なくとも1カ月に1度は、犬の体重を測定しましょう。肉眼で見ているだけでは、太ったことに気づかないことがあります。肥満の程度が少ないほど、減量は容易なのですから早めに気づいてあげることが大切です。標準体重よりオーバーしていれば、食事の量を調節して体重を元に戻すようにする必要があります。 通常のペットフードでなく、肥満用の低カロリー・低脂肪で繊維質が多く含まれた食事を与えてあげて下さい。また食事を与える時には、決められた時間・場所、量を守り、間食を絶対に行わないようにしてください。

» 犬の糖尿病

犬のの症状と原因 肝臓の細胞が傷つくことで発症するのが肝炎です。遺伝性による発症が多い慢性肝炎の場合は症状が見えづらく、元気がなくなったり、食欲がなくなる程度ですが、進行すると黄疸や腹水などが見られ、肝硬変になる事もあります。 急性肝炎は嘔吐、下痢、黄疸など。症状が進行すると痙攣を起こします。こちらは化学物質や薬剤の投与や、ウイルス・細菌・寄生虫の感染など、肝臓に負担をかけたことが原因となります。 糖分が不足すると、 食欲が異常に高まる 痩せる 多飲多尿 吐き気や嘔吐 他臓器への深刻な影響 が起こります。糖尿病は、発見が遅れ、治療が手遅れになれば、一命を奪いかねない病気なのです。 犬のの治療方法・対策 人間の場合にはインスリンを外部から補給するインスリン依存性と、外部補給の必要がないインスリン非依存性がありますが、犬の場合はほとんどがインスリン依存性のものです。インスリン注射は飼い主が生涯にわたって毎日行います。これと平行して、その対象ごとに適切な運動と食事に気を配っていきます。 初期段階で気づけた場合には食事療法と適度な運動を行って様子を見ます。場合によっては不妊手術が有効になるケースもあります。 犬のの症状と原因 食べ物などから摂取した糖分を細胞へ運ぶホルモンが、膵臓(すいぞう)から分泌されるインスリンです。このインスリンが出なくなったり、働きが弱まってしまうと、細胞は、血液内の糖分を吸収することができずに、血糖値があがりっぱなしになってしまうのです。血液内の糖分は使われぬまま、尿と一緒に排泄され、体内の細胞は深刻な糖分不足になってしまいます。これが糖尿病です。 犬のの症状と原因 糖分が不足すると、 食欲が異常に高まる 痩せる 多飲多尿 吐き気や嘔吐 他臓器への深刻な影響 が起こります。糖尿病は、発見が遅れ、治療が手遅れになれば、一命を奪いかねない病気です。 犬のの治療方法・対策 初期段階では食事療法や運動療法、また黄体ホルモンが原因の場合は、不妊手術などが有効です。また、インスリン注射を行うこともありますが、症状が改善されれば減量や中止も可能です。ただ、「インスリン依存性」に進行した場合は、生涯のインスリン注射が必要とされます。 犬の糖尿病の多くが免疫システムの異常による自己免疫疾患となり有効な予防策はありません。幼い頃から脂肪分の多い食べ物を飼い主さんが控えるなどして、すい臓への負担を減らしていれば、慢性すい炎が原因の糖尿病を防ぐ方法になります。普段から健康管理に注意して、よく食べるのにやせ始めたり、尿の量や回数が多く、水をガブ飲みするなどの症状が始まりましたら早めの対応が必要になります。 -->

» 犬の甲状腺機能低下症

犬のの症状と原因 代謝を活発にしたり、心臓・内臓・皮膚など体のあらゆる部分の活動を調整するのが、甲状腺ホルモンです。この甲状腺ホルモンの分泌量が何らかの原因で低下してしまった状態を「甲状腺機能低下症」と呼びます。この病気は猫には殆ど見られず、犬の多く見られる病気です。 甲状腺機能低下症は、甲状腺の腫瘍、萎縮、破壊などが原因と考えられています。犬のホルモンの病気では最もよく見られるもので、特にゴールデン・レトリバー、ブルドッグなどに多くみられます。発症すると、元気がなくなり、体重が増える傾向があります。基礎代謝量が低下するため、皮膚が乾いて脱毛し、寒さに弱くなり、心臓のはたらきも悪くなってしまいます。 甲状腺機能低下症は、甲状腺の腫瘍、萎縮、破壊などが原因と考えられています。犬のホルモンの病気では最もよく見られるもので、特にゴールデン・レトリバー、ブルドッグなどに多くみられます。発症すると、元気がなくなり、食欲はおちるのに体重が増える傾向があります。基礎代謝量が低下するため、皮膚が乾いて脱毛し、寒さに弱くなり、心臓のはたらきも悪くなってしまいます。この病気は、発症しても食欲の低下が見られない場合が多いため、飼い主さんは、食欲があるから少々元気がなくても大丈夫と見逃してしまいがちです。そのため放置されて病気が進行し、命を落としてしまう場合もあります。 犬のの治療方法・対策 真の甲状腺機能低下症で甲状腺ホルモンが低いのか、他の病気によりホルモンが低値を示しているのか鑑別が必要ですが、診断は甲状腺ホルモンの測定だけでは難しいため、追加の検査も行ないます。 甲状腺機能が正常であっても、老齢、飢餓、手術や麻酔処置後、糖尿病、クッシング症候群、アジソン病、腎疾患、肝疾患、ジステンパー、各種皮膚炎、全身性感染症、脊椎板疾患、免疫介在性溶血性貧血、心不全、リンパ腫などで甲状腺ホルモンが低下することがあります。他の病気が原因である時に甲状腺ホルモンの補給を行っても、病気の治療とはなりません。 追加検査で甲状腺機能低下症がほぼ間違いのないことがわかったならば甲状腺ホルモン製剤を投与して、治療への反応をみます。改善がみられているならば、次に用量の調節を行って、ホルモン補給療法を続けていきます。
犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。