犬の慢性腸炎

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犬の慢性腸炎の症状と原因

症状原因

原因、症状とも急性腸炎によく似ていますが、急性症にくらべて比較的症状が軽い場合が多いです。しかし、下痢とや嘔吐を慢性的に繰り返すうちに、全身の衰弱が進み、栄養状態への影響が大きく出ることもあります。原因にはアレルギー・寄生虫・腸内細菌の増殖・リンパ肉種などがあります。

リンパ球性腸炎、プラズマ細胞性腸炎が多いようです。また急性腸炎で、適当な治療をしなかったことが誘因となることもあります。不安ストレス、腸に影響をおよぼすような慢性疾患から起こります。

犬の慢性腸炎の治療方法・対策

治療方法

診断方法は、内視鏡検査で胃や腸の細胞をとって調べて確認できます。粘膜の炎症を抑えるために、ステロイド剤を投与します。完治するには時間が必要で、長い場合は半年かかることもあります。食餌も気をつけて与えるようにしてください。

また腸の粘膜の炎症を抑えるため、副腎皮質ステロイド薬を長期間投与します。寄生虫に感染している場合には、抗原虫剤を投与します。

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犬の病気辞典目次(部位別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。