猫のその他の病気に関する情報

各病気の原因や症状として現れる病気。中でも特に気をつけてあげたいのが、万病の元となる肥満です。「好きなものをおなかいっぱい食べさせてあげたい」、「おやつをおねだりされるとつい応えてしまう」…我が子が可愛いあまりに行いがちなこと故に、ある意味もっとも深刻と言えるでしょう。

しかし本サイトでご紹介しているとおり、病気の原因には肥満が挙がるもの多いので、我が子を思うのであれば、時には心を鬼にしなければいけません。「自分の好きなものだけを好きなときに好きなだけ食べれない辛さ」と「いつ倒れるかわからない命に関わる大病を抱える体、一生治療を受け続けなければいけない体になる辛さ」、どちらが当人にとって辛いか、誰でもわかることですよね。そうならないようにする事こそ、我が子へ向ける本当の愛情の形だと私は思います。


偏食を防ぐのも運動する習慣をつけるのも、みんな幼い頃からのしつけが重要になります。原因が不明な髄膜炎や脊髄空洞症のような病気とは違い、このように飼い主次第で避けてあげられる、いち早く異常に気付いてあげられる病気は決して少なくありません。実際に偏食になってしまったり、運動を嫌がるようになってしまった場合には、獣医さんやトレーナーの方に対策を求めると良いでしょう。現在解明されていない病気も、正しい生活習慣を送らせてあげることで予防できる可能性だってあるのですから、是非気をつけてあげたいですね。



» 猫の猫の年齢表

(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 大型犬 (歳) 1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

» 猫の頭部のケガ

猫のの症状と原因 猫は痙攣を起こしたり・よろめいたり・もうろうとします。交通事故や高所からの落下事故など猫に多い事故が原因で頭部を強打する場合が少なくありません。そのため、頭を強く打つと脳が浮腫んだり、出血します。仮に猫の生命を取り留めましても、頭を強く打つなどして脳が傷つく可能性が有り、後遺症が残る事があります。 猫のの治療方法・対策 脳の浮腫みを抑えるために副腎皮質ホルモン薬や利尿薬などで様子を見ながら、細菌による二次感染を防ぐ抗生物質や抗けいれん薬を投与します。場合によっては外科的手術により脳内の血液を取り除いたりします。 猫が意識を失った時にはできるだけ早く獣医師の診断を受けてください。猫の体を動かさないようにして 静かに横にさせましょう。動物病院に運ぶときは、静かに寝かせてあげて、頭に負担が衝撃が加わらないように優しく抱いて運んでください。

» 猫の猫風邪(猫カリシウィルス感染症)

猫のの症状と原因 人間と同じように猫も風邪を引きます。猫ウイルス性呼吸器感染症や、猫カリシウイルス感染症と呼ばれるjavascript:void(0)事もあります。ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどの感染が原因となります。猫風邪を患っている他の猫のくしゃみや、目ヤニ、鼻水から感染します。特に3種混合ワクチンの摂取を行なっていない野良猫からの接触・飛沫・空気感染が多いので、愛猫を野良猫に近づけさせないのはもちろん、飼い主さんも野良猫に近づかない方が宜しいでしょう。(飼い主さんが野良猫と遊んだ際にウイルスを皮膚や衣服に付着させ、自宅に戻り、愛猫に間接的に感染させる事も少なくないのです) 人間の風邪と同じように、くしゃみ、鼻水、咳、発熱などの症状が現れます。蛇足ですが、人間の風邪と猫の風邪は別物です。人間の風邪が猫に感染する事も、その逆もありません。 猫のの治療方法・対策 治療法は抗生物質やインターフェロンを投与する事もありますが、基本的には人間と同じく、家庭での療養となります。食欲が低下している場合には、点滴を行なうか、食べやすい流動食を与えます。きちんと予めワクチン接種を行う他、感染猫に近づけない事が一番の予防法です。
猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。