猫の慢性腎不全

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猫の慢性腎不全の症状と原因

症状原因

慢性腎不全とは、腎臓の機能が少しずつ損なわれていって、やがては腎臓が正常に働かなくなるという、6歳以上の老猫に多い病気です。

たとえ健康体であっても、老化と共に腎臓の働きが弱まって陥る事があるので、常日頃から、猫の体調管理をしっかりと行い、後述する症状が出ていないかどうかをチェックするのが良いしょう。しかし、症状が表に出始めるのは、既に腎機能が約7割方失われた時であるため、一番望ましいのは定期的な健診を受けさせる事です。また、他の腎疾患、泌尿器疾患、感染症などが原因となって発症する事もあります。

初期症状は多飲多尿、食欲の低下などです。症状が進行していくと、よだれ嘔吐、体重減少、貧血などが見られ、最悪の場合、尿毒症を発症し、命を落とす恐れもあります。

猫の慢性腎不全の治療方法・対策

治療方法

慢性腎不全治る病気ではありません。失われた腎臓の機能が回復する事はないので、食事療法や内科療法を行い、残された腎臓で生活していく事になります。また、家庭で輸液療法を行なうケースもあります。

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猫の病気辞典目次(部位別)

猫の年齢表
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大型犬
(歳)
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※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。