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犬のふるえる・けいれん

犬の病気 症状別一覧
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» 犬のトキソプラズマ症

犬のの症状と原因 トキソプラズマ症の感染源となる虫卵(オーシスト)は、トキソプラズマに感染したネコが、一定期間、フンと一緒に排泄されます。人間を含むその他の動物にも感染する可能性があるので家庭内で十分な注意が必要です。犬の感染の可能性としては、豚などの生肉を食べた、猫の便を食べたなどが考えられます。通常は感染しても症状はでませんが、犬の免疫が異常に低下した場合、トキソプラズマの活性化が起こり病気となってしまいます。下痢などの消化器症状、筋肉の脱力、呼吸困難などが代表的な症状です。病院では感染しているかどうかの抗体検査が可能です。 犬のの治療方法・対策 コクシジウム症と同様に、潜在性の原虫感染症の影響で起こる細菌感染を抑えるために、抗生物質を使用することがあります。

» 犬の脳腫瘍

犬のの症状と原因 脳腫瘍は、脳に腫瘍ができて、神経に異常を起こす病気です。犬が脳腫瘍を発症するのはごくまれです。しかし、一度発症すると、歩行障害、意識障害、視覚障害、発作、顔をはじめ体中の神経の麻痺や痙攣といった重篤な症状を引き起こします。また、てんかんや水頭症を発症させる恐れもあります。 犬の脳腫瘍には、髄膜腫、神経膠腫、神経鞘腫、頭蓋咽頭腫、星細胞腫、下垂体腫瘍などがありますが、最も多い脳腫瘍は髄膜種です。原発性のものに関しては原因は不明です。転移性のものに関しては、まさにそれが原因となります。 犬のの治療方法・対策 治療は薬による化学療法が主流です。腫瘍の場所、状態によっては外科手術を行える病院もあります。腫瘍自体、原因が完全に解明されていない為、予防するのは困難です。定期健診や、早期発見、早期診療が重要です。

» 犬のジステンバー

犬のの症状と原因 ジステンバーは排泄物中に出るジステンバーウイルス(感染犬の分泌物)が 空気により伝播し感染する非常に死亡率の高い伝染病です 。 特に冬期時、寒く乾燥した環境で伝染が強まります。(-10℃で半年以上、4℃で7~8週、室温で7~8日、感染力を維持) 高い熱・下痢・嘔吐・目やに・鼻水・クシャミが出て、元気・食欲がなくなり、呼吸器や消化器系の障害を起こします。病気の進行が進み末期になると、痙攣など神経系にも症状が現れます。ワクチンで予防できる病気ですので、幼犬時のワクチンと老犬になってからの、追加ワクチンを欠かさずに受ける事が大切です。 犬のジステンバーは死亡率の高い病気の一つといえます。接触感染ではなく、空気感染という容易な感染経路であることから、多頭飼いの方は全ての犬にワクチン接種をして下さい。 犬のの治療方法・対策 早期であれば、免疫血清の大量投与が有効であることもありますが、二次感染を防ぐために、サルファ剤・抗生物質・副腎皮質ホルモン剤・ビタミン剤なども併用します。症状に対しては整腸剤や抗てんかん剤・脳代謝賦活剤などの対症療法を行ないます。治療中は、体温低下を防ぎ、安静にさせてあげることが体力の温存につながり大切になります。

» 犬のてんかん発作、心臓発作

犬のてんかん発作 突然体が突っ張り、口が小刻みにガクガクしてよだれや泡を出し、便や尿を漏らしてしまうこともあります。治まるまでの時間は、短ければ30秒から1分程度、長ければ30分か ら1時間かかることも。そして、発作が治まってしまうと、何にもなかったように元に戻るのが特徴です。 発作の最中は、慌てて体をさすったりしてしまうと、かえって神経を興奮させて発作を長引かせてしまうので、体に手を添えてあげる程度で、手足をバタバタしていても、無理に押さえないことが大切です。てんかんは、お薬の必要がない場合もあれば、生涯お薬を必要とする場合もあります。獣医師さんの診断を仰ぎましょう。 てんかんは発作が反復して起こる脳の病気なのです。発作を起こす原因は様々ですが、反復する発作があり、てんかんと診断されることは犬や猫でも少なくないはずです。 脳神経症状の中で一番多く来院されるのが「てんかん症状」です。 発作は脳の異常な電気的な放電によって起こる一時的な脳の障害で、感覚、行動、記憶や意識が変化します。筋肉の収縮が続いたり、繰り返し起こる痙攣は発作の1つの型です。 犬の心臓発作 発作が起きると、急に腰が抜けたようになって座り込んでしまったり、バタッと倒れて動かなくなってしまったりする。最近、動きが鈍くなったと感じているようなら、年齢のせいなどにせず検診を受けた方がいいでしょう。 発作は脳の異常な電気的な放電によって起こる一時的な脳の障害で、感覚、行動、記憶や意識が変化します。筋肉の収縮が続いたり、繰り返し起こる痙攣は発作の1つの型です。 犬のの治療方法・対策 脳の疾患か、脳以外の疾患か、あるいは行動学的問題か、様々な検査で確認を行う必要があります。そして可能な限り原因に対する治療を行います。原因が不明なてんかんでは、抗てんかん薬で長期の治療を要します。 ★てんかんを発生しやすい犬 ミニチュアダックス ゴールデンレトリバー コッカースパニエル ビーグル ラブラドールレトリバー シベリアンハスキー シェルティ アイリッシュセッター キャバリア その他

» 犬の水頭症

犬のの症状と原因 頭蓋骨の内部には脳質と呼ばれる空間があり、脳脊髄と呼ばれるクリアな水のような液体が満たされています。様々な要因で脳脊髄液が増えて溜まると脳室が大きくなって圧迫され、多くの神経症状が起きます。 水頭症には (1)脳室内に脳脊髄液が異常に貯留し、その結果脳室の拡張を生じ、脳組織が圧迫されて種々の障害を生じる内水頭症と、(2)くも膜下腔に脳脊髄液が貯留して同様な障害を生じる外水頭症の2種類があります。 チワワ・ヨークシャテリア・トイプードル・などの小型犬、あるいはボストンテリア、ペキニーズなどの短頭種に多発する傾向があります。 先天性水頭症の主な症状は、嗜眠・活動性の低下・発作・痴呆・行動異常などの意識障害・不全麻痺・斜視・眼球振とう・筋硬直などの運動障害・視力障害・姿勢反応異常などの知覚障害などです。出生直後あるいはしばらくして、泉門の拡大や骨縫合線の離開を伴った頭蓋の拡張は早期に指摘できますが、神経症状は一般的に最初から伴わず、後になって発現するため、すぐにはわかりません。 後天性水頭症では症状は進行性の場合が多いと考えらますが、特徴的な原因はありません。 犬のの治療方法・対策 診断は特徴的な症状、レントゲン検査、CTスキャンで行われます。脳炎があるかどうかは脳脊髄液の検査で調べ、症状のないものは治療は必要ありません。症状のあるものでは、薬物療法で脳脊髄液を少なくしたり、手術によって脳脊髄液を他に流す処置を行うこともできます。
犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。