猫の鉤虫症(こうちゅうしょう)

カテゴリ |  寄生虫の病気(寄生虫病)

フィラリア症(犬糸状虫症)鉤虫症(こうちゅうしょう)条虫症回虫症

猫の鉤虫症(こうちゅうしょう)の症状と原因

症状原因

長さ1~2cmぐらいの白い虫が、小腸に寄生して発病します。子ネコは特に症状が重くなるので注意が必要です。この虫は、犬の小腸の粘膜にかみつき、血を吸って生きているので、犬はひどい貧血、腸炎および、栄養不良となります。とくに子犬に感染するとショック症状を呈することもあります。血便やひどい下痢を起こし、脱水症状になる。

甲虫に感染したネコの便に卵が含まれているので、この孵化した幼虫がネコの口の中に入ったり皮膚から侵入した場合に感染します。猫の口や皮膚からうつったり、親猫から子猫にうつることもあります。

猫の鉤虫症(こうちゅうしょう)の治療方法・対策

治療方法

駆虫薬を投与します。また、腸内で出血を起こしている場合は止血剤を与えます。いつも清潔にして再感染を防ぐ。普通は犬が慢性的な不健康状態に回復しますが、腸炎に対する処置や栄養補給などをおこないます。

急性および急性鉤虫症症状が重くて、貧血が激しい様子でショック状態にあるものでは、輸血をおこなうなどの救急処置を必要とします。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         
​ ​

猫の病気辞典目次(病名別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。