猫の心臓肥大

カテゴリ |  心臓の病気(心臓病)

心不全心臓肥大先天性の心臓病心筋症

猫の心臓肥大の症状と原因

症状原因

心臓肥大(心肥大)心臓病の中で一番発生率が高い病気です。通常、心臓の筋肉は収縮する事によって全身に血液を送っています。しかし、塩分過多、高タンパク質の過剰摂取と言った、食生活の問題などにより高血圧になってしまうと、心筋に通常より高い負荷がかかるため、この負荷に打ち勝とうと心筋がどんどん厚くなって心臓が肥大してしまうのです。

もともと猫は人間のように汗腺を持っていないため、塩分の必要摂取量は多くないのですが、塩分が多く、高タンパクなフードやおやつを過度に与えると、高血圧になる恐れがあります。猫が喜ぶからと言って、前述したフードやおやつを頻繁に与えたり、人間の食べ物をあげるような事は控えましょう。 症状はです。心臓肥大になると、心臓が弱まるため、血液循環が不十分になり、心不全を発症させる可能性もあります。

猫の心臓肥大の治療方法・対策

治療方法

獣医師の指示のもとに、高血圧・肥満対策に食事療法を行います。また、ストレスを与えないように生活環境の見直しも必要になるでしょう。心臓に負荷がかからないように安静に過ごさせてあげてください。

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猫の病気辞典目次(部位別)

猫の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
大型犬
(歳)
1 5 10 20 27 33 39 45 50 55 60 65 70 74 78 82 86 90 93 96 99 102 105

※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。