心臓病 : 食事による病気対策

犬の病気・猫の病気 管理人の雑学レポート

胃腸が食べ物の消化、吸収、排泄を行う機関だと言う事は誰もが知っている事でしょう。人間も犬も、生きる為に必要な栄養素を、この機関から摂取しているのですから、胃腸が正常に働くからこそ、健康を維持出来ると言っても過言ではありません。では、胃腸が免疫機能の役割も担っていた事は、ご存知でしたでしょうか?

胃腸には体内に入って来た有害な物に対して、嘔吐や下痢等の手段によって早急に体外へ排出させる働きや、腸内に存在する良い細菌により、体内に存在する有害物質が広がるのを抑える働きを持っています。もし万が一、この働きが低下してしまったり、機能しなくなっってしまうと、それこそ免疫疾患を原因とする様々な病気を発症させる恐れがあります。

では、その胃腸の健康、しいては体の健康のために、どのように食事に気をつければいいのでしょうか?そのカギは『プロバイオティクス』と『消化酵素』にあります。

プロバイオティクス

体内の有害物質の働きを、抑制させる細菌(善玉菌)のことをプロバイオティクスと言います。このプロバイオティクスが正常に働いていると、腸内の細菌バランスが整えられ、免疫機能を高める事により、様々な疾患のリスクを引き下げる事が可能です。

主なプロバイオティクスの摂取方法はヨーグルトや、サプリメントです。 逆に、プロバイオティクス等の細菌や微生物の働きを弱めてしまうものは、化学添加物と化学薬品です。その為、与える食事はオーガニックの物が理想です。

消化酵素

まばたきや呼吸を始めとする体のすべての働きに消費される酵素。消化酵素のはその名の通り、食べ物を消化する際に消費される酵素です。つまり、酵素不足に陥ると、食べ物の栄養が十分に吸収されないまま体外に排出してしまう事になります。では、一体何が酵素不足に繋がっているのでしょうか?

現在、多くの酵素不足を招いている原因はペットフード(ドライフードや缶詰)です。すべての酵素は熱に弱く、ペットフードは加熱処理の際にその多くが失われてしまいます。また、ペットフード以外であっても、熱処理を行った食事に関しては同じく酵素不足を招いていると言えます。たとえ「総合栄養食」、「完全栄養食」とうたわれているペットフードでも、熱処理により酵素が失われているならば、その豊富な栄養は完全に吸収される前に排出してしまい、まったくその意味を成しません。

このような酵素不足の食事は、犬が栄養を十分に摂取できない慢性酵素不足を引き起こし、胃腸の働きを低下させ、その低下した胃腸の機能を回復させる為に、他の内臓を始めとする体の細胞や機関を動かす際に必要不可欠である貴重な代謝酵素を消費してしまい、あらゆる危険を呼び込む事になります。体の健康を維持する為にも、消化酵素が十分に含まれた食事を心掛けましょう。

主な消化酵素の摂取方法は、熱を通さない生肉、生魚、野菜、果物や、発酵食品(納豆、ヨーグルト等)に豊富に含まれています。しかし何らかの事情により、どうしてもペットフードしか与えられないと言う場合は、酵素を補給する健康食品やサプリメントと一緒に与えると良いでしょう。他にも食物繊維やオリゴ糖を摂取し、プロバイオティクスの効果を引き上げたり、動物性タンパク質を摂取し、消化器官の働きを促しましょう。

犬の心臓病特集
特集目次
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犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。