犬の病気大辞典:別館:TOP

神経系

肝性脳症

<症状と原因>
食欲不振・多量の水を飲み、尿をする・マヒ状態になる・発育不全・ 体重減少・運動失調など症状は多種多様なものです。

先天性の障害により、本来血液中の毒素を肝臓で処理してから 体内に循環させるはずのですが、生まれつき血管のつながり 方がおかしいために、肝臓で処理していない血液が脳にも 流れ毒物に侵されてさまざまな異常を起こすことをいいます。

<治療の方法>
外科的手術によって血管のつながりを修復します。

小脳障害

<症状と原因>
動作に不審なところが見受けられるようになり、 歩幅や運動の強さを調節できなくなります。 また、なんらかの行動に移るときに体が震えてしまうのが特徴です。

原因は先天的なものや、外傷・細菌ウィルス感染・ 栄養不足・老化などのさまざまな原因が考えられます。

<治療の方法>
原因によっては治療できない場合もありますが、 細菌ウィルスによる障害の場合は感染症に対する治療を行います。

犬の病気大辞典:別館