犬の気胸

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犬の気胸の症状と原因

症状原因

事故や怪我による外傷や、咳などの衝撃によって肺や気管が破れてしまったり、肺炎や気管支炎などの呼吸器の病気によって発症する病気です。 胸の胸腔という場所に穴が空くと、そこから空気が入り込んでしまいます。そのため、肺が十分に広がらず、呼吸することが困難になります。

また、症状が重いとよだれが出たりチアノーゼにかかったり、吐血や喀血が見られることもあります。また、胸部に痛みがあるので、胸に触られる事を嫌がったり、運動することを拒んだりします。

犬の気胸の治療方法・対策

治療方法

症状が軽度のものであれば、安静にさせて処方薬を飲ませていれば、やがて完治することがあります。しかし、それだけでは治らない場合、針などを使って、胸腔の中の空気を除去しなければなりません。それでも呼吸困難が解消されない場合は、定期的に空気を抜いたり、酸素吸入が必要になる場合もあります。これらの対応は、気胸の原因の除去と平行して治療していきます。呼吸器の病気が原因になった場合には、その病気への治療も合わせて行い、外傷が原因となっている場合には、胸部切開などの外科手術等を施した上で行います。

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犬の病気辞典目次(部位別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。