犬の骨盤骨折

カテゴリ |  骨と関節の病気

骨盤骨折ひざの前十字靭帯の断裂レッグ・カルベ・ペルテス病股関節形成異常椎間板ヘルニア股関節脱臼膝蓋骨脱臼

犬の骨盤骨折の症状と原因

症状原因

犬の骨折のなかでも多くを占め、交通事故など外部からの力によるものが圧倒的に多いです。通常は、複数の骨が骨折しています。後肢をひきずる、歩行ができないなどの運動障害がみられ、あわせて排尿、排便の障害も多く見られます。椎間板の疾患ときちんと診断して区別する必要があります。

犬の骨盤骨折の治療方法・対策

治療方法

骨盤は骨格が箱のような構造になっているので骨折を起こした場合には通常、多発性に骨折します。治療は当然、解剖学的に本来の位置関係に整復することが最も望ましいと考えられます。しかし、運良く?骨折を起こした骨盤の形態が排便や後肢の運動に問題を起こす可能性がない場合には保存的な治療(何もしない)が選択される場合もあります。

<関連コラム> - このページを見た方は、次のページも読んでいます -
脳幹活性療法         

​ ​ ​

犬の病気辞典目次(部位別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。