犬の急性胃炎

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犬の急性胃炎の症状と原因

症状原因

急性胃炎は不衛生なお水を飲んだときや、腐敗した食べ物を食べた、毒性のある物質、異物などを食べた、などでおこります。このほかに、伝染性肝炎やジステンバー、パルボウイルス感染症などの急性の伝染病も原因になります。

痛みのために腹部が緊張して、激しい吐き気を伴います。食べた物や胃液、粘液、血液などを吐きますが、吐くものがなくても吐く動作をします。

犬の急性胃炎の治療方法・対策

治療方法

急に犬が吐く場合、車酔いを除いておそらく急性胃腸炎によるものが一番多いと思われます。原因を取り除き、口から入る食事と水を24~36時間止めれば、通常1~5日で回復します。

絶食後徐々に水を与え、次に流動食を与えます。また脱水が激しい場合は輸液療法を受ける必要があります。さらに嘔吐の激しい時では吐き止めの薬を与え、短時間で回復がみられない場合、あるいは嘔吐が非常に激しい場合には、おそらく診断が違っているので慢性の嘔吐の原因となるその他の疾患について幅広い検査が必要となります。

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犬の病気辞典目次(部位別)

犬の年齢表
(年) 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
小型犬
(歳)
1 5 9 15 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 72 76 80 84 88 92 96
大型犬
(歳)
1 2 6 12 19 26 33 40 47 54 61 68 75 82 89 96 103 110 117 124 131 138 145

※犬は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。