猫の体重の痩せすぎ(やせすぎ)

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猫の体重の痩せすぎ(やせすぎ)の考えられる病気・病名

栄養失調、腎臓の病気、ガン肝炎肝硬変、精神的ストレス、老齢、ビタミンB欠乏症、ビタミンA過剰症、発熱下痢慢性胃腸炎)、口内炎、慢性的な病気、ネコエイズ甲状腺機能亢進症、ネコ伝染性腹膜炎

猫の体重の痩せすぎ(やせすぎ)の症状と原因

症状原因

まず体重減少以外に他に何か症状がないかよく観察しましょう。 嘔吐下痢はどうですか?どこか腫れたりしていませんか?痩せる原因として主なものは下記の通りです。

・栄養失調になっている。
下痢が続いている。
が続いて体力が消耗している。
・腎臓か肝臓に病気がある。
・精神的なストレスが継続している。
・ホルモンバランスの分泌状態が正常でない。
嘔吐が続いている。
歯周病口内炎など口内に問題がある。
寄生虫に感染している。

栄養失調や下痢発熱がある場合は、その原因を特定する必要があります。ストレスが原因の場合はストレスの原因の除去。食事のバランスが悪く栄養が足りていない場合は餌を変えてみる。下痢発熱がある場合はネコ風邪や腸炎をなども考えられます。あまり心配のない体重の減少には、夏になると暑さのために食欲が低下した為のものや加齢の為の体重減少です。しかし、その低下している中でも更に体重が下がったり食欲が落ちたりしている時があるので見落とさないようにしましょう。

痩せてきているのに、お腹が膨らんでいる場合、伝染性腹膜炎という可能性もあります。
検査をしなければわからないものもあるので、素人判断だけで済ませずに専門家の診察を受けましょう。

猫の体重の痩せすぎ(やせすぎ)の治療方法・対策

治療方法

体重の減少が病気によるものであった場合、どれだけ早く気付けるか、どれだけ早く診察や治療を受けれるかが重要になります。そのため、日頃から一週間に一度は体重を量り、変化に気付けるようにしましょう。体重計に乗せなくても、抱き上げたときの感触が骨ばっていたり、見た目が小さくなったように感じたなら量ってあげましょう。また、高齢の猫は噛む力や消化する力が弱まっていたりするので、そこを考慮した食事にすることで食欲が快復する可能性があります。塩分やたんぱく質を控えてあげると尚良いでしょう。

また、痩せていくと共に、飲水量が増えて、おしっこの量も増えた場合、糖尿病の疑いがありますので、直ちに診察を受けましょう。

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※猫は生後5~7年で人間の「中年期」に入ります。