<症状と原因>
犬の糖尿病は人間と同じように、インスリン不足が原因でおこりますが、肥満や妊娠が原因でおこることも。
主な病状としては、多飲多尿、食欲は旺盛なのに体が、やせてくるなどで、病気が進行すると、目に白内障がでることもあります。治療は、病気が軽いときは食餌療法と定期的な運動で肥満を解消させることが有効で、はっきり糖尿病の症状が出ているときは、インスリン注射もあわせて行います。予防は、脂質や炭水化物にかたよらない、バランスのとれた食事と適度な運動で肥満にならないようにすることです。メスは、避妊手術をすると病気にかかりにくくなります。
<治療の方法>
初期段階では食事療法や運動療法、また黄体ホルモンが原因の場合は、不妊手術などが有効です。また、インスリン注射を行うこともありますが、症状が改善されれば減量や中止も可能です。ただ、「インスリン依存性」に進行した場合は、生涯のインスリン注射が必要とされます。
犬の糖尿病の多くが免疫システムの異常による自己免疫疾患となり有効な予防策はありません。幼い頃から脂肪分の多い食べ物を飼い主さんが控えるなどして、すい臓への負担を減らしていれば、慢性すい炎が原因の糖尿病を防ぐ方法になります。普段から健康管理に注意して、よく食べるのにやせ始めたり、尿の量や回数が多く、水をガブ飲みするなどの症状が始まりましたら早めの対応が必要になります。
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