犬の病気・猫の病気大辞典

The dictionary of cat and dog illnesses

 犬の病気・猫の病気を助けたい
読めば読むほど感動!著名人も多数実践しているペットの健康情報サイト

犬の病気大辞典TOP

子宮蓄膿症

<症状と原因>
中高齢期の雌犬にとりわけ多いのが「子宮蓄膿症」である。これは、子宮内に侵入した大腸菌などの雑菌によってひきおこされる病気だ。ふだん、子宮内は体の免疫のおかげで、無菌状態にある。

ところが、雌犬の性周期のなかで、卵巣の卵胞から成熟した「卵」が「排卵」されると、子宮内膜では、受精卵を着床させるために、細胞分裂がさかんになって内膜がぶ厚くなり、受精卵の栄養となる「液」をたくさん分泌するための「子宮腺」が増えていく。

この時期、子宮内は、雌犬にとって「異物」である精子とむすびついた受精卵を守るために、免疫機能がいくらか弱くなる。そのとき、子宮内に侵入した細菌がいれば、受精卵の代わりに、免疫力が弱く、さらに栄養分に富んだ子宮内膜にもぐりこみ、繁殖をはじめる。

そうなれば、子宮の内膜が炎症をおこし(子宮内膜炎)、さらに化膿がひどくなり、膿がたまっていく(子宮蓄膿症)。この時期、子宮の入り口は、本来なら、内部に入る精子 をとどめ、受精卵の着床を助けるために、閉じられている。そのため、細菌と膿を体外に排泄できず、子宮内での炎症・化膿がさらにひどくなるのである。

もちろん、雌犬が若く元気で体力もあり、免疫力も強く、ホルモンバランスもよければ、たとえ受精しなくても、すぐに子宮蓄膿症になるわで はない。歳をへて、中高齢期になると、活力も体力も免疫力も低下する。そうなれば、なにかの機会に膣から子宮に侵入し、子宮内で身をひそめていた大腸菌などの細菌の働 きが活発化する場合がある。

放置すれば、子宮内膜炎から子宮蓄膿症へと病状が悪化。大腸菌などが出すたくさんの毒素が体内にまわって、腹膜炎や腎炎、肺水腫、さらに 腎不全など多臓器不全で一命を落としかねないのである。

<治療の方法>
子宮と卵巣の摘出手術を行います。妊娠出産を希望する場合は炎症を抑えるための抗炎症剤や抗生物質、ホルモン剤などの投与を行いますが、再発することが多いため、外科手術が原則です。子どもを産ませないのであれば、避妊手術をしておけば、病気の予防にもなります。

犬の病気キーワード検索 search!



犬の病気一覧
呼吸器・アレルギー性 骨と関節 内分泌系 神経系

肺気腫

気管支狭窄

鼻出血

肺水腫

横隔膜ヘルニア

副鼻腔炎

鼻炎

気管虚脱

肺炎

膝蓋骨脱臼

股関節脱臼

椎間板ヘルニア

股関節形成異常

甲状腺機能低下症

犬の糖尿病

アジソン病

椎間板疾患

水頭症

発作…犬のてんかん発作、犬の心臓発作

消化器,肝臓病 感染症 寄生虫病 血液系

胃潰瘍

胃拡張・胃捻転

急性胃炎

膵外分泌不全

慢性肝炎

門脈シャント

慢性腸炎

破傷風

コロナウイルス性腸炎

犬パルボウイルス感染症

狂犬病

イヌヘルペス感染症

細菌性腸炎

マダニの寄生

回虫症

フィラリア症(犬糸状虫症)

低血糖症

免疫介在性溶血性貧血

腫瘍性・ガン(癌) 泌尿器・生殖器・腎臓病 皮膚病(皮膚症) 心臓病

精巣腫瘍

骨の腫瘍

リンパ腫

皮膚乳頭腫

脂肪腫

肛門周囲腺腫

乳腺腫瘍

前立腺膿瘍

肥満細胞腫

皮膚組織球腫

黒色腫(メラノーマ)

骨肉腫

毛包腫瘍

血管腫

皮脂腺腫

口腔の腫瘍

膀胱移行上皮癌

腹部の腫瘍

膀胱結石

膀胱炎

前立腺肥大

肛門嚢炎(こうもんのうえん)

子宮蓄膿症

前立腺炎

肛門周囲腺炎

ネフローゼ 症候群

急性腎炎

腎不全

尿道結石

乳腺炎

精巣の腫瘍

脱毛症

ノミアレルギー

膿皮症 (皮膚の細菌感染)

アトピー・アレルギー

脂漏症

僧帽弁閉鎖不全症

先天性の奇形

肺動脈狭窄症

心不全

心房中隔欠損症

三尖弁閉鎖不全症

動脈管開依存症

心室中隔欠損症

溶血性貧血

口(口腔) その他

口内炎

歯周病

歯根の膿瘍(根尖周囲膿瘍)

結膜炎

眼瞼炎

犬の緑内障

犬の白内障

外耳炎

耳の腫瘍

内耳炎

耳血腫

肥満

下痢

肥満

血便

脱毛症

姉妹サイト


当サイトはリンクフリーです。
犬の病気辞典モバイル版
犬猫相互リンク集、または犬猫ペット病気サーチもご利用ください。
リンクについての詳細はこちらまで。

犬の病気・猫の病気の大辞典

会社概要

Copyright (C) The Ships All Rights Reserved 著作権について