<考えられる原因>
肝臓の病気、腎臓の病気、膿皮症、寄生虫による皮膚病、アレルギーによる皮膚病、過敏症、シャンプーが合わない
<見られる症状>
犬が酷く痒がっていたら、まず考えられるのは、皮膚に寄生するノミやダニ(毛包虫・疥癬)のような寄生虫の存在です。
排気ガスやチリ・ほこり・花粉などを吸い込んだためや、合わないシャンプーや石鹸を使用したための皮膚のあれやアレルギー性の発疹が出たためにかゆがるなど他にも外的な原因だけではなく、なんらかの病気によって皮膚が過敏になっていることもあります。
また自己免疫性疾患によるもの、食事制限による栄養失調など皮膚病と言っても原因は様々ですが、回復にも時間がかかります。手近な薬を塗ったためにかえって悪化させる事も少なくありませんので自己判断でお薬を使うのはやめましょう。また、ひっかきすぎてただれたりした時には治療が難しくなります。犬がひどくかゆがるようなら早めに獣医師にみてもらいましょう。
★家庭で出来る予防方法
梅雨時期には、湿気のために被毛が汚れやすくなります。この頃から夏にかけて、皮膚病にかかりやすくなります。丁寧なブラッシングやコーミングで被毛や皮膚の汚れを落とし、清潔に保ちます。ハウスなどの湿気がこもり、カビや細菌なども繁殖しやすくなりますので、まめに掃除や消毒をしてください。風通しのよい場所にハウスを移すのもよいでしょう。
また、梅雨から夏にかけてはノミやダニの予防と駆除も必要です。もし、皮膚の状態に異常が見られたとき(発疹があったり、フケが多くでたり、ひどくかゆがるなど)は必ず獣医師にみせましょう。
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