<考えられる原因>
心不全、感染症、アレルギー反応、ケガによる大量の出血、異物を呑みこむ、熱中症、中毒、
<症状と要因>心不全、感染症のほかにケガを負ってショック症状に陥ることもあります。
ショック症状とは心臓は動いているが意識がない、血圧が異常に低下した状態の事をいいますが、呼吸はしているとしていない場合があります。
全身の血圧の低下の状態が長く続くと、死んでしまう事もあるのでかなり危険な状態といえます。
★家庭で出来る対応方法
ショック症状があるかどうかの見分け方は、歯茎を指で抑えつけ、白くなった部分が
2秒以内に赤く戻れば正常の範囲内。2秒以上かかる場合はショック症状があると
いえます。呼吸をしていなければ直ちに人工呼吸を。後は一刻も早く病院へ連れて
行くことを考えて下さい。
<応急手当は状況確認から>
現場では目で見る、手で触る、耳で聞くしか手だてははありませんが、まずは犬の状態を確認することが大切です。あくまでも応急手当は緊急時のとりあえずの処置です。できれば電話で専門家(獣医師)に助言をもらいながら、処置ができればベストです。
そして、できるだけ早く病院に連れて行き、診断と治療は獣医師に任せましょう。誤った応急処置はかえって症状を悪くすることになりかねません。
しかし、災害時などには、獣医師に電話をすることも、すぐに病院へ連れて行くことも
できなくなる恐れがあります。こうした緊急事態は突然起こることなので、普段から
最低限の応急手当の仕方を練習しておくとよいでしょう。
<タイムリミットは15分>心臓が停止して、5分経過すると脳死が起こる。心臓マッサージで多少は血液が脳にも
送られていることを考慮しても、15分間人工呼吸と心臓マッサージをしたにもかかわらず、
もとに戻らない場合は、それ以上続けても助かる見込みはないと考えられます。
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