<考えられる原因>
小脳の障害、骨のガン、骨折、脱臼、股関節形成不全、レッグ・パーセス病、ひざの靭帯の断裂、内耳炎、前庭炎、ケガ
<症状と要因>
散歩中や運動途中で植物のトゲや鋭く折れた木の枝が足の裏(肉球)に刺さったり、ガラスの破片または金属を踏んで足を切ったなどのケガが多いです。高いソファーなどから飛び降りや、交通事故などの関節の損傷と骨折が原因のこともあります。異物が刺さったり、軽い切り傷の場合は消毒して1~2日で治ります。しかし傷口が大きく、ひどく出血しているようなときは緊急に動物病院に、縫合などの手術を受けさせなくてはいけません。
外傷が無いのに足を持ち上げて歩く時は、骨折や脱臼のほか先天的な関節異常(股関節形成不全)や靭帯の断裂、レッグ・パーセス病、さらには骨の癌が疑われます。
<予防方法>
一般的に高いところから落ちたり、飼い主さんが犬を抱いて犬が地面に飛び降りての骨折というケースが多いです。 なるべく家の中で高い場所を作らなく、未然に防ぐのが重要になります。
外の散歩も飼い主さんが地面にガラス破片などないか注意しながら一緒に歩きましょう。信号待ちも急に飛び出して、車と接触しないようにしっかりワンちゃんの「しつけ」を行うようにすべきです。
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